当社では４月１日より、震災の影響と、福島原子力発電所事故による風評被害で、二重の苦悩に直面している県内農業を支援するための活動として「栃木を食べよう　がんばろう東日本！」を立ち上げ、展開してまいります。

当社は「ろまんちっく村」を通じた県内農業振興の中核拠点経営の実施にあたり、県内約４００件の農業生産者の農産物の直売流通を行っております。この度の震災では、施設園芸農家を中心として、震災の影響が覚めやらぬ間に勃発した原子力発電所の事故後の風評により、県内農業は壊滅的な影響を受けております。
また当社は、「宮カフェ」や「トチノワ」の運営、今後の東京スカイツリーにおける栃木県アンテナショップ事業内定者というように「栃木県の地域商社」を担う立場と使命から、県内農業をはじめとした全県的に落ち込む産業経済の復旧支援策としての、この度の独自運動を開始する経緯です。

◆具体的な活動内容は下記の通りです。

① ろまんちっく村農産物直売所「青空市」「アットアグリナチュラルマーケット」、宮カフェ１Ｆ「アットミヤ」をはじめ、当社がさいたま新都心「さいたまスーパーアリーナ」で月１回展開している出張マルシェでの、栃木農産物購買促進のための運動展開や、生産者自身によるＰＲ展開、そして、販売額の一部を被災地支援に回します。
※ なお、４月のさいたま新都心出張マルシェは４月３日に開催です。

②当社が醸造する宇都宮クラフトビールをはじめ、ろまんちっく村、宮カフェ、トチノワの各直営店舗、当社運営のネット通販「北関東ファームバザール」、栃木県産ギフトカタログ「トチギフト」における対象県産品、又は、地産地消メニュー売上げに対して２％の被災地支援を行います。

③当社発信のラジオ番組ＣＲＴ栃木放送「アットアグリチャンネル！」における運動告知と県内農業生産者支援活動を展開します。

どうか、皆様におかれましても、栃木県産農産物や農産加工品等の消費購買活動を通じた栃木県農業と被災地復興支援への活動に対して、温かい支援とご協力を賜りたく宜しくお願い申し上げます。

▲「さいたまスーパーアリーナ」での取り組み		▲ろまんちっく村農産物直売所「青空市」での取り組み